2008年4月20日


新学期もはじまり元気に大きなランドセルを背負った新入生が朝夕楽しそうに歩いている姿が目立ちます。交通安全によりいっそうの注意をしなければと思うこの頃です。さて、本日の友達の輪には轄kエ土木の高橋義弘さんからご紹介いただいた昆裕司さんに登場いただきます。昆さんは歯科医院の先生です。

昆 歯科医院
院長 昆 裕司さん
本誌取材 木 康夫

【木】こんにちは。高橋さんから岩手県人会でご一緒されている方とご紹介いただきました。本日はよろしくお願いいたします。


【昆(敬称略)】「友達の輪」は読んでいる方がたくさんいらっしゃるようですね。よろしくお願いいたします。

【木】歯医者さんになろうと思ったきっかけなどありますか?昆裕司さん

私の両親は共に中学校の教師で、その母方のおじいちゃんが歯科医でした。おじいちゃんは私の小学校の校医でもあり、一年生の時の歯の検診はおじいちゃんがしてくれました。私は歯がとても悪くておじいちゃんが虫歯の度合いを診てアルファベットと数字で記録するのですが、その姿に「かっこいいなあ」と思ったのです。それで、大きくなったら歯医者さんになろうと思ったのです。おじいちゃんの影響ですね。

【木】小学校一年生で夢を持ったのですね。その後どうでしたか?

学生時代は
歌って飲んで

浪人し、神奈川の横須賀にある歯科大学に入学しました。入学したばかりの頃、学食で食事していたら背中をたたく人がいるのです。振り返ると応援団姿のいかつい方です。「応援団に入団しないか」と強引な誘いです。実は兄も同じ大学の六年在学で合唱団に入っていたので、「兄の合唱団に入る予定なんで」と断ると、「応援団も歌を歌うぞ」って言われたのです。偶然通りがかった兄の友人が「彼は合唱部に決まっているんだよ」と言ってくれたのでなんとか応援団に入らずに済みましたが、男声合唱部に入ることになりました。新入生歓迎コンパで一年生は飲まされるのですが、お酒は強かったので一次会でつぶれなかったのは私だけでした。もっとも、このクラブは飲み会では絶対運動部に負けるなというのがポリシーだったようです。卒業まで男声合唱団でまじめに歌い飲みましたね。もちろんしっかり学びながらですよ。(笑)

【木】楽しそうな学生時代でしたね。どうして幸手に来られたのですか?

昆裕司さん

急な物件探しで
幸手に開業

在学中は両親が私の学費を出すまでゆとりがなくて、開業した兄が二年間程出してくれました。兄には今でも感謝しています。それで、卒業したら無給で兄を手伝おうと思っていたら、「技術力のある歯科医のところで勉強してから来い」と指示されたのです。それで九階建てビル全部が歯科という歯科総合病院に勤めました。四年間いろいろな経験を積んで、技術的にも自信を得たので、三月に退職を決め兄のところへと考えたのです。ところが、兄は「帰ってこなくていい」と言うのです。退職と同時に結婚も考えていましたので失業は困るのでどこかで開業しなくちゃと、開業できる物件を歯科の業者に探してもらったのです。そうしたら幸手に現在の物件が見つかり、とんとん拍子で平成元年三月に開業できたのです。とてもいい人ばかりの地でここに来てよかったと思っています。

【木】合唱が趣味ですか?また、これからの夢などありますか?

趣味は
浪人時代からのバイク

いまでも仲間とは会っていますが、合唱は学生時代の思い出です。(笑)一番の趣味はバイクですね。浪人している時に自分でローンを払うということでヤマハのミニトレイルという50ccのバイクを買ったのが始まりです。浪人生活でのローン返済に新聞配達、ビアガーデンのボーイ、駐車場係などアルバイトをたくさんしました。以来、ヤマハのDTというトレイルなどを乗り継いで、バイクが大きくなるに伴い免許も原付、小型、中型と大学時代に取得しました。そして八年程前に大型免許を取得してヤマハXJ1200というバイクに乗り、現在は逆輸入のバイクですが、ホンダCBR1000Fに乗っています。でも、忙しくて乗る暇がないというのが今の現実です。夢は地域の人たちが老後、歯で苦労することないように、定期的に歯のお掃除しに来てもらえるような歯科医院を創りたいということです。そして、自分がリタイアした時は暖かいところでのんびり暮らしたいと思っています。寒い岩手で生まれ育つと一年中暖かいところはすごい憧れなんです。

【木】新しい医院を建設中と伺いましたが?

二十年目の
新しい環境

病院の目安箱的なシステムの「病院の通信簿」というものがあります。これは「患者さんがつくる患者さんのための病院」というコンセプトの基に、病院の評価を患者さんが記入して投函するものです。その声が「病院の通信簿」としてフィードバックされるのです。当院でもこの通信簿を設置していますが、患者さんの声を真摯に受け止めることができます。そして、通信簿に寄せられた患者さんの声から直すべきところは直そうというものです。その声で一番多かったのは駐車場についての不満でした。狭いということと停めにくいということです。リニューアルを三年前に行ったのですが、ある患者さんから「先生の腕がいくら良くても今の建物や駐車場だと患者さんが来ないよ」と助言されました。二十年やってきて大きな節目と感じました。それで、来月五月九日を予定しているのですが、車の停めやすい、患者さんに喜んでいただける歯科医院として円藤内に移転します。新医院にはインプラント専門室や外科の手術室なども設置してよりよい環境を整えました。今月で二十年かかった開業ローンが終わるところでしたが、また、一からローンが始まります。(笑)

【木】もうすぐですね。では、お友達をご紹介下さい。


オートバイ仲間の佐藤恵一さんを紹介します。佐藤さんは佐藤精工という会社を経営されています。

【木】本日はありがとうございました。益々のご活躍を祈念いたします。
(昆さんはとても楽しい方で学生時代からのご自分の人生談を楽しく語っていただきました。口腔外科、小児歯科、インプラントを専門としているようでインプラントは三百本以上やってきたそうですが失敗はゼロだそうです。)




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