梅雨明けが待ち遠しい季節ですね。今日は六月最後の日曜日、ご家族でお出かけの方も多いことでしょう。さて、本日の友達の輪にはソプラノ歌手である声楽家の武井優希さんからご紹介いただいた寿司割烹「三代」の小栗圭一さんに登場いただきます。
寿司割烹「三代」
代表取締役 小栗 圭一さん
本誌取材 木 康夫
【木】こんにちは。武井さんから家族のように接してくださる方とご紹介いただきました。本日はよろしくお願いいたします。
【小栗(敬称略)】こんにちは。武井さんのご両親とは趣味のゴルフをはじめ、永いお付き合いをさせていただいております。ご家族でお寿司を食べに来てくれたりして、二人の娘さんとも家族のようにお付き合いいただいておりとてもうれしく思います。優希ちゃんの妹さんが昨年ハワイで挙式されましたが、私もハワイでの結婚式に行ってまいりました。(笑)優希ちゃんと呼んでいますが、優希ちゃんがオーストリアに留学されて、今回、チャリティで帰国コンサートをされましたが、私も聴きに行きましたが感動しました。これからもっともっと頑張って活躍して欲しいですね。
【木】小栗さんはお寿司屋さんの創業者と伺いましたが?
初代だけど
三代寿司
【小栗】私は姉と妹に男が私一人の三人兄弟でした。私が就職する時代は手に職を持った方がいいという時代で、自分自身もお寿司が好きで、食べることには困らないだろうなどと考え、寿司職人の道を選択しました。それで、修行先を銀座の寿司店に決め、十年くらいお世話になりました。そのお店の名前が「三代寿司」という屋号で、独立する時にこの名前をいただきました。お客様などから「三代目なんですか?」と聞かれることがありますが、実は三代目ではなくて初代なんですよ。(笑)昭和四十三年七月一日に開店いたしました。この企画にご紹介いただき、掲載の二日後が創業四十一周年なんてタイミングが良すぎて驚いています。
【木】大きなお座敷もありますね、割烹寿司となっていますね?
【小栗】そうですね。最初からあったわけではないのですが、昭和五十年代に「大きな宴席が出来るような座敷があれば」というお客様の要望もあり、約八十畳の大座敷を作りました。最大で百人位まで入れます。お座敷は他に十人位が入れる小部屋が四つありますので、百名様までの宴席でいろいろとお使いいただけます。お気軽にご予約いただければと思います。定休日は木曜日で営業時間は十一時から午後二時までがランチタイムで、午後5時から十時までの営業となってます。寿司割烹は江戸前寿司がメインですが四季に応じて季節の日本料理もお出ししています。昨年までレディスデーというサービスを行っていましたが、忙しくて手が回らなくなってしまい、お客様に迷惑をかけますので一時サービスを休憩していました。七月から第二、第四火曜は女性に限り限られたメニューになりますが五百円引きのサービスを復活させたいと考えています。
【木】レディスデーは大人気と伺っていましたが復活ですね。プロボクサーの選手も応援しているようですね。
プロボクサー
長嶋健吾幸手後援会
【小栗】長嶋健吾君というプロボクサーです。今は「長嶋健吾幸手後援会」の会長を務めていますが、きっかけはお客様から応援してくれと頼まれたことです。もともと、頑張っている若い人たちを応援することが好きでしたから、彼もデビューからずっと応援してきました。彼は茨城県古河市で育ち地元のジムに所属しており、現在日本ライト級チャンピオンですが、日本フェザー級チャンピオンにもなったことがあり二階級制覇をしています。今度WBA世界タイトルマッチを行うことになり、現在三十名ほどいる幸手後援会の皆さんも期待しているところです。読者の皆さんにも応援していただけたらと思います。
【木】すごくお元気に見えますが、元気の秘訣などありますか?
コミュニケーションが
元気の秘訣
【小栗】現在、六十六才ですが、おかげさまで病気はまったくしませんね。健康の秘訣は昼寝かと思います。私は毎朝五時半に市場で魚を仕入れますから、早起きなんです。それで、帰ってきて仕込みをして、ランチタイムが終わると必ず一時間の昼寝をするのです。習慣になっていますから、昼寝が出来ないと辛いですが、健康の秘訣のように感じてます。また、カウンター越しにお客さんとのふれあいもあり、友達になったり仲間が出来たりこれもストレスを作らないのでいいのかも知れませんね。ロータリークラブにも昭和五十三年から入っていますから三十一年目になりますが、ここでもたくさんの人たちとふれあう機会があります。コミュニケーションやふれあいが元気の秘訣だと思っています。
【木】ご趣味などは、また、やってみたいことなどありますか?
【小栗】仕事柄、食べ歩きは好きですね。常に勉強して創作メニューのヒントを探しています。おかげさまで近隣市町からのお客様も多くなり、お店の活性化にも新メニューは欠かせません。時間もなかなか作れませんが、時間があれば一人でも出かけてしまいますね。趣味は三十数年になるゴルフですね。青木功プロの先輩に日本のプロで初めてアルバトロスを記録した工藤ゆきひろさんというプロゴルファーがいるのですが、知り合いで直接指導を受けたことがきっかけです。ゴルフ歴は三十数年になります。ピーク時には80台のスコアでしたが現在は90台です。それと、海釣りもやります。自分で釣って自分でさばいていますよ。(笑)
【木】楽しそうですね。では、お友達をご紹介下さい。
【小栗】ゴルフ仲間の佐々木稔さんをご紹介します。佐々木さんは緑台でプリンテックという印刷会社を経営されています。
【木】本日はお忙しい中ありがとうございました。益々のご繁盛をお祈りいたします。
(小栗さんはとてもご商売熱心な方で、毎朝自分で仕入れる鮮魚で仕込みを行う三代さんでは市内の出前も行っており、イケメン三人がカウンターで握っているそうです。)