2009年2月8日


立春も過ぎ、春の足音が聞こえてくる季節を迎えようとしてます。風邪の予防をしっかりして、寒さを乗り切りましょう。さて、今回の友達の輪は(有)小池畳店の小池康晴さんよりご紹介いただきました高徳久子さんに登場していただきます。高徳さんは(有)高徳冷熱という会社を自営されています。

(有)高徳冷熱
高徳 久子さん
本誌取材 木 康夫

空調と冷蔵設備

【木】こんにちは。小池さんから子どもさんが入団していた少年野球の長倉ロビンス時代にお世話になった方と伺ってまいりました。よろしくお願いいたします。早速ですがお仕事の内容を伺いたいのですが?

【高徳(敬称略)】小池さんからの紹介で驚いています。小池さんとは家族ぐるみでお世話になっています。会社は主人が代表を務め三菱重工さんの代理店として、エアコンや冷蔵設備などの設置やメインテナンスと修理を行っております。エアコンには家庭用も業務用もありますが業務用が中心です。主人は二代目で創業は主人の父で久喜でした。幸手には平成七年でしたが、主人が代表になったときに越してきました。冷凍・冷蔵設備などが故障してしまうと、緊急出動などもあり、以前は秩父や長野にまで行ったりしました。設備が直るまでは帰れないこともあります。エアコンも夏に使用頻度がピークになりますし、とにかく、夏は大変です。

【木】息子さんも同じ仕事をされているようですね?高徳久子さん

三代目が楽しみ

高徳現在、2人の息子が跡取りとして、同じ業界の別の会社で働いています。名古屋と久喜にそれぞれ家庭を持っておりますが、10年で一人前という世界です。すぐに主人の元に入ると甘えが出てしまうので、外の世界で技術を習得してやっとお客様のお役に立てるといった具合です。技術も進みエアコンや冷蔵機なども以前より壊れなくなりました。さらに、修理をして大事に長く使おうというところも増えています。主人も父親からあとを任されもう14年になります。この仕事は経験がとても大切です。息子たちにはあと5、6年しっかり勉強してきて帰ってきて欲しいと今から楽しみにしています。と言ってもいくつになっても子どもは心配ですね。(笑)

【木】少年野球のお話を伺いたいのですが?

健康のために!

高徳一番下の息子が小池さんのお子さんと一緒に長倉ロビンスで野球をやっていました。下の息子は兄弟と年が離れていて、小さい頃から喘息でした。一番上の娘がバドミントンをやっていてスポーツの良さを実感していましたので、下の息子にも何かスポーツをやらせて丈夫になって欲しいと思ってました。それで、越してきた時に地域のスポーツ団で唯一あった野球をやることにしたのです。小学校三年の時ですね。はじめたころは、練習の途中で帰ってきたりしてましたが、お友達と一緒にがんばってくれるようになり、小学校5、6年のころになると気持ちも前向きになり、毎朝自宅周辺をマラソンしたりと、野球に対する取り組みかたも変わってきたように思います。身体のために始めましたが、野球のおかげで体力はついて健康になりました。逃げ脚も早くなりましたけど(笑)

【木】家族揃って野球好きとか?

高徳久子さん

野球でコミュニケーション

高徳息子が野球をやる前は興味がありませんでした。今はプロ野球も観ますし、読売さんが開催してくれた野球教室にも行きました。主人は高校で野球をやっていましたので、野球が好きで子どもとよくキャッチボールをしていました。息子はピッチャーですから、主人が手作りで自宅の庭にネットを張って、中にはストライクゾーンの的を作り、距離も測ってマウンドも作ったのです。家族で野球を中心に楽しくやっています。子どもが野球をやっていて感じるのですが、武道なんかと同じで精神力も鍛えられますね。まさに野球道だと思います。近年、子どもたちの間で団結力っていうものが薄れているように感じます。野球を通してチームワークと共に、体力的、精神的にもたくましくなってほしいと思っています。今の子どもたちには親や周りの環境が、教えていく必要があるのではと感じています。一番大事なのは、本人の「行きたい」「やりたい」と思う気持ちですね。

【木】ご趣味やこれからの夢などは?

水彩画でグローブ

高徳自分のために何かやろうと、一番上の娘と一緒にビーズで作品を作っています。かなり細かい作業ですが、親子で楽しんでいます。いろいろなものに挑戦して蓮田のほうのショップに置かせていただいたりもしました。この間は、幼稚園のバザーに出品しました。材料も浅草橋まで買いに行きます。一般のお店で扱われているものは種類もそう多くないので、専門店で買い付けます。浅草橋ですと、ビーズだけではなく、手芸用品全般の問屋街がたくさんあるのです。安く手に入るのでついつい足を延ばしてしまいますね。以前はアートフラワーをやったりもしていましたが、作品は差し上げたりしますから、手元にそれほど残さないのですが、十数年やってますので相当数を作りました。昨年6月から幸手市の絵画クラブ「虹の会」で、水彩画を描いています。いろいろな物を描きたいなって思います。でも、面白いことに、水彩画で野球のグローブを描いてしまうんです。(笑)いつも野球のことが頭にあるみたいです。夢ですか?私より子ども達が夢に向かって進んでいってほしいと思います。主人の会社の跡を継ぐということは、子どもたちが自ら選んでくれましたので、しっかりと修行をしてくれていると思います。帰ってくるのが楽しみです。孫もいますので、今度は、この手作りブルペンを使ってほしいなと思います。女の子も一人いるので、オリンピックの上野投手みたいにソフトボールをやって欲しいなとも思います。

【木】スポーツ一家で楽しいですね。では、お友だちをご紹介下さい。

高徳昨年スポーツ少年団の役員として大変お世話になった本部長の峰下満義さんをご紹介します。

【木】本日はお忙しい中ありがとうございました。益々のご繁栄をお祈りいたします。
(高徳さんの取材を通して、ご家族の中睦まじい様子が伝わってきました。一家を支えるやさしいお母さんという印象でした。)




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