2009年7月19日


夏まつりも賑やかに行われいよいよ子どもたちの待ちに待った夏休みも始まりました。本日の友達の輪にはグラウンドゴルフ協会事務局の奥村登美子さんよりご紹介いただいた、吉岡和彦さんに登場いただきます。吉岡さんは幸手市体協上高野支部長を務められている方です。

体協上高野支部
支部長 吉岡 和彦さん
本誌取材 木 康夫

【木】こんにちは。奥村さんから体協でお世話になっている方とご紹介いただきました。本日はよろしくお願いいたします。支部長を務められていると伺いましたが?

【吉岡(敬称略)】はじめまして、紹介いただきましたが私でよろしいのでしょうか?現在、体協上高野支部長を務めておりますが、六年目になります。スポーツに関わることが多いので、楽しく健康な毎日を過ごしています。

【木】どんなスポーツをされているのですか?吉岡和彦さん

生涯スポーツに

吉岡ソフトボールですね。もともと草野球をやっていたのですが、昭和六十年頃に地元のソフトチームに誘われて始めました。上高野には上高野ソフトボール連盟があります。全部で十チーム、百六十人くらいの規模ですが、春と秋にトーナメントが開かれます。夏はナイターでリーグ戦を行います。長期戦となりますので参加チームが減りますが毎年七〜八チームで試合をしています。シーズンオフの期間(十一月〜三月)は上高野小学校で練習です。毎週日曜の朝七時〜九時までやっています。実は上高野ソフトボール連盟の理事長も十七年間務めています。仕事のほうは十年ほど前に引退しまして、引退後も体を動かしたい気持ちが強くて、ずっとソフトに関わってきています。出来れば上高野のソフトを生涯スポーツにしたいなと思っています。その意味でも私が元気にプレーをしなければと思っています。幸手市全体ではソフト人口は減っているようですが、上高野地区では横ばいですから高齢になっても参加されているということですね。年一回ですが入会者の募集もしています。参加してみたいと思われた方は、年齢は十八歳以上の方なら男女問わず入会できますので、お近くのソフトの理事に聞いていただければと思います。

【木】生涯スポーツですか。お元気そうですが健康の秘訣などは?

健康の秘訣

吉岡常日頃から体を動かしていることだと思います。体の調子は良いですね。あと、若い人たちの中でやっていますので、気持ちの面でも若くいられるということもあると思います。体力的にはかないませんけど、年相応にやっていくことが大事ですね。それ以外にも、仲間たちと雨が降らなければ、毎朝ウォーキングに行っています。一〜二時間くらい歩いています。五〜六人でおしゃべりをしながら歩きますので、とっても楽しいんです。ストレス解消にもなります。男ばかりでにぎやかに歩くので目立つようで(笑)、ご近所の方によく目撃されているようです。おかげさまで病気もありませんし、風邪をひいてもすぐに回復します。昔は冬はスキー、夏はワンダーフォーゲルをやっていました。昔から体を動かすことが普通になっています。動いてないと逆に調子が悪いという気もします。

【木】体協での主な活動ってなんですか?

地域での活動

吉岡スポーツ以外に地域で催し物を主催します。毎年、八月の第一土曜日には納涼大会があり、盆踊りなどで盛り上がります。やぐらを組むことも我々体協が力を合わせて行います。この納涼大会は、夕方五時半くらいから始まり、地域のみなさんや私たちもお店を出し、子どもたちにたくさん来てもらえるよう色々工夫しています。盆踊りだけでなく、和太鼓の演奏があったりします。また、子どもたちのカラオケ大会や、去年はハワイアンなどもやってみました。こういった企画は役員たちが意見を出し合って進めていきます。今年は幸手商業高校のちんどん屋さんにも来てもらおうと考えています。そして、九月には体育祭が行われます。地域の人たちに参加してもらいますが、参加人数は千五百人近くになります。上高野地区のこういった催しものは盛んですね。子どもたちも保護者も楽しんで参加してくます。こういうイベントを通して地域の人たちのコミュニケーションが図れるのではないかと思います。また、一月に「歩け歩け大会」が開かれます。子どもたちと一緒に杉戸の永福寺まで行って戻ってきます。八キロぐらいを二時間くらいで歩きます。こちらを出発して、折り返し地点では甘酒を頂き帰ってきます。帰ったらトン汁と肉まんが毎年用意され、子どもたちも楽しみなメニューです。あとは三月にグラウンド・ゴルフ大会があります。
吉岡和彦さん
【木】ずいぶん事業が行われるのですね。

家族の協力あって

吉岡それ以外にも子どもたちに関わる仕事として、交通安全協会の仕事や学校の評議委員としての仕事もあります。学校の中にある問題などについて話し合ったり、学校参観といって、年に二回授業参観を見に行ったりもします。授業などについても意見を述べます。あとは、普段から子供たちの様子を見て、感じたことを学校に対して伝えるようにしています。それと毎朝の事ですが、横断歩道に立って、子どもたちが安全に登下校出来るように活動しています。でも、これらの仕事を通じて地域に貢献できることがうれしく思います。こういう毎日を送れるようになったのは、仕事を定年退職してからだと思います。それまではやはりどうしても利害関係などがあり、心から楽しめる場というのが持てなかったように思います。今は、趣味を通じてたくさんの仲間と知り合え、本当に幸せを感じています。また、スポーツのほかにも仲間たちとの飲み会も実はとても楽しみです。交流が広がって多くの良い仲間に恵まれてうれしい限りです。もちろん、家族の理解と協力があってのことですから感謝しています。

【木】では、お友達をご紹介下さい。

吉岡毎朝歩く仲間の坂田栄男さんを紹介します。絵の好きな方です。

【木】ありがとうございました。これからも地域の為にご活躍されますようご期待いたします。
(吉岡さんはとても真面目な方で、地域のコミュニティをとても大事にされる印象を受けました。また、奥さまは「宝塚」の熱狂的なファンでファンクラブに入られ、娘さんと関西の宝塚や地方公演にも行かれたりするそうです。ご自宅には宝塚の写真が飾られていて、アットホームな感じを受けました。)




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