1999年7月18日



 本日は幸手市内では夏祭が開催され、いよいよ夏本番といった季節が訪れました。今日の友達の輪には幸手市北にお住まいの巻島功司さんよりご紹介いただきました、中央商店街で婦人服のお店「シルク」を経営される竹村潔さんにお話を伺ってまいりました。

シルク
代表 竹村 潔さん
本紙取材 高木 康夫

【高木】巻島さんとは草加消防署で先輩後輩の間柄と伺いました。

【竹村(敬称略)】そうですね。私は昭和四十三年から四十七年の夏頃まで草加消防署に勤務していました。その時に一緒に仕事をさせていただいた間柄です。友達の輪に突然の紹介で驚いています。

公務員から
    新しい世界に挑戦!

【高木】現在は婦人服のお店「シルク」さんを経営されておりますが、消防のお仕事とはまったく違う世界ですね。

【竹村】まったく別な職業ですが、商人としての歴史はあるようです。私が十六代目らしいのですが、古くは旅館を営み先々代までは呉服屋を営んでおりました。父が市役所で公務員として違う道を歩みましたので、同じ道を進むつもりではなかったのですが、私も初めは先程お話したとおりの公務員になりました。その後、結婚して漠然とでしたが新しい世界に挑戦したくなり、家内とも相談してファッション関係のお店を開く事になったのです。

【高木】不安はありませんでしたか?

若さで、そして
    夫婦で二人三脚

【竹村】若さがありましたので、まったく不安はありませんでしたね。最初は仕入の難しさもずいぶん経験しました。展示会に行って「これは、いける」と仕入れた商品も外れてしまったり、経験不足ゆえの苦労もありましたが、夫婦というパートナーシップと二人で決めて始めた仕事ですから多少の不安も乗り越えられたものと思っています。むしろ、今の商環境の方が不安でいっぱいですね。当店は、以前は隣で営業していましたが、車社会ですから駐車場がないと集客も難しくなると考え、昭和六十一年に現在のお店に移転しました。平成五、六年までは好景気に支えられていましたが、現在の不況下は厳しいものがありますね。全国的なことと思いますが、幸手市においてはそれ以上に厳しいのではないでしょうか?

【高木】景気があまり良くないということですね。

良い商品の選択
    仕入れに時間を

【竹村】そうですね。私たちの取り扱う婦人服は必ずしも購入しなければならない商品ではありませんから、好不景気の影響は大きいですね。どなたでも、タンスの中にはご自分の洋服がたくさんある訳で、それを着まわせばいいのですが、やはり、洋服に気を使うというところが豊かな部分だと思います。メーカーサイドでも、受注分しか作らなくなっておりますので、そういう意味からもなるべく多くの展示会に出掛け、仕入に時間をかけて、喜んで頂ける商品を扱えるように細心の注意を払っています。もうすでに、秋冬物のオーダーは済んでおり、九月頃からは来年の春夏物の展示会が始まります。食料品のように一日に一回転する商品であれば嬉しいのですが、そうは行きませんからこれが商売の難しさなのかも知れませんね。

【高木】今日は夏祭りですが、イベントなどで影響はありますか?

街を散策できる
    地域密着型のイベントを

【竹村】幸手市では桜まつりと夏祭、商工まつりに市民まつりと大きなイベントがありますが、桜まつりは当店にとって市外からのお客様を迎えるには交通渋滞を起し、かえってご迷惑をかけてしまうと思っております。市民にとっても自慢できる桜ですし、交通渋滞をなくせたら地域に密着した良いイベントになるのでしょうね。当店にとって経済効果が一番あると思われるのは商工まつりですね。商業関係者が真っ正面に取り組んで企画しているからでしょうか、お客様が楽しみながら街を散策してくれるような感じがしますし、売上げにもつながるお祭りですね。


サマーバーゲン開催中
    お気軽にどうぞ!

【高木】お店の事を伺いたいのですが?

【竹村】当店は30代〜50代を中心とした、ナイスミドル層の婦人服を扱っています。お客様は幸手市を中心として春日部や久喜からも来てくれます。市外のお客様の占める割合は50%近くにもなりますね。既成服がほとんどですが、女性らしさを強調したエレガンスな品揃えにポイントを置いています。ファッションの傾向としては、最近は地味な色使いが多くなっていますね。ダーク系の色にデザインは派手なものなど、原色を使ったものは少なくなっています。宣伝になりますが、ちょうど、このタウンプレスが発行される時には30%OFFのサマーバーゲンを開催中ですから、駐車場もございますのでお気軽にお立ちより下さい。月曜定休で午前10時〜午後8時まで営業しています。

【高木】趣味や夢などは?

商店街の
    活性化が夢

【竹村】趣味はゴルフぐらいですね。休みがあっても展示会に行っていることが多く、なかなか上達しません。夢ですか?商店街が活性化される事が夢ですね。商店街は商品を買うだけでなくお客さんが楽しんで頂ける要素が必要と思います。ブラッと行ってみようという感覚がそこに存在しないと、魅力はなくなってしまいます。考え方はいろいろあると思いますが、投資の費用対効果を考えると今の幸手市の商環境では厳しいのかなと思います。お隣の久喜などと比較しますと歴然としたものがありますね。悔しいですが住んでいる人にとっても魅力ある街になっていますよ。

【高木】なるほど。お部屋にたくさんの絵とお花がありますが?

【竹村】家内の趣味です。特に花の絵が好きでずいぶん集めたようです。

【高木】素敵ですね。では、お友達をご紹介下さい。

【竹村】中央商店街で一緒に活動している先輩で「おちあい化粧品店」の落合晃さんを紹介致します。

【高木】ありがとうございました。これからも、夫唱婦随で商店の活性化にご尽力下さい。

(お嬢さんが電話ボックスに捨てられていた子犬を拾ってきたという、愛犬ランちゃんも人なつこく取材に応じてくれました。今ではランちゃん中心の生活と話される奥様とご主人のやさしさが印象的でした。)

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